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『乳房一揆』

ピープルシアター 5月31日〜6月4日

ピープルシアター第42回公演 25周年記念第二弾

兇状もちのヤクザと遊女という、この世の最低辺に生きてきた男と女がさびれた宿場で出会う。 男と女は、三百年ぶりか五百年ぶりか、前世からの不思議な絆で結ばれるかのように、この世に生まれて初めての真の愛を感じあう。 遊女は神の使徒、巫女となり、男を癒す。 女を愛すれば愛するほど女を死に追いやることを悟った男は、一緒に逃げようと迫る女の真心から逃げるように大金を女に渡して代官所に名乗り出る。 男に待っているのは磔。女はまるで清姫のように、宿場の遊女や遣り手婆、若い衆達を誘い込み、ヤクザの男を救い出そうとする。 救い出された男はイザナキとなり、女はイザナミとなって龍に変身すると大空に駆け登っていく。 何もない空間で走り続ける人たち。その中で濃密な愛がつづれ織れ、崩れ、男や女たちは一揆を走る。 清らかな愛と、生きることの真実を探しての、ロックの歌があり、弾ける踊りがあり、激しい殺陣がある、過酷な身体性が求められるエンターテーメント。

本庄慧一郎(原作)

本名 望田市郎。東京都生まれ。劇作家・小沢不二夫氏、三好十郎氏に師事。 演劇(戯曲・演出)を学ぶ。その後、民間放送で番組の脚本や構成台本を執筆。 また、コピーライターとしては日本民間放送連盟賞をはじめ、海外の賞など150以上を受賞する。 1991年、小説家に転身。各小説誌に精力的に作品を発表。 主な著書に「内藤新宿」「死楽孤十郎」「慚鬼死事帖」「余之介色遍路」シリーズ、「死斬人」「闇の匂い花」「幻九郎死留帳」など多数。

スタッフ

原作 本庄慧一郎
作・演出・美術 森井睦
照明 日高勝彦
作曲・演奏 園田容子
振付 小松花奈子
衣裳 川村昌子
音響 小原木克郎
宣伝美術 小畑紘一
演出助手 冨永純一
舞台監督 井上義幸
制作 ピープルシアター


キャスト

二宮聡   伊東知香
川上直己  伊藤秀明
西丸亮   籠嶋徹也
仁尾岳士  野口仁志
川路祥代  渡荘太
桑島義明  小野剛昭
村松立寛  荻野光央
藤田麻衣子(民藝)
村岡きよみ 鶴岡悦子
越田樹麗  守谷梨沙
櫛田泉   鈴木絢子
高橋まどか 室田亜希子
大塚穹   木山みづほ(二期会)

公演日程

2006年5月31日〜6月4日
  31(水) 1(木) 2(金) 3(土) 4(日)
15:00  
19:00 

※当日券は1時間前より発売・開場時間は30分前

チケット

前売:3,800円
当日:4,000円
中高生:2,500円(劇団扱いのみ)
シニア:3,000円(65歳以上) (日時指定・自由席)

[チケット取扱]
チケットぴあ
0570-02-9988(Pコード:368-992)
ピープルシアター

問い合わせ

ピープルシアター
Tel/FAX:042-371-4992
Webサイト:http://www.peopletheater.com/
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