シアターΧトップ2009年公演情報>シンポジウム『21世紀の文化、芸術の未来』

シンポジウム『21世紀の文化、芸術の未来』

3月30日・31日

アントン・チェーホフ生誕150年 2010年チェーホフ祭へ向けての 国際シンポジウム

来年2010年はアントン・チェーホフの生誕150年です。
現在も世界中で愛されている彼の作品には国や民族の違いを越えて共有できる普遍的な価値観、そして100年、200年後に生きる人々へのメッセージが書かれています。
チェーホフは言います「物質ではない心の豊かさ、文化・芸術こそが国境を越えて人々が手をつなぐ助けになる」と。 150年後に生きる我々の生活はどうでしょうか? チェーホフの願いに反し、環境問題、国際間摩擦、経済恐慌、精神の問題で世界は悲鳴をあげています。人々の心を救うはずの芸術はあまりにも商業的になってしまいました。
今こそ「意識」の変革が必要な時です。世界を一つの価値観で均質化するのではなく、国や民族の違いを受入れ、認め合い、精神や心の豊かさを、世界全体の幸福を求めていかねばなりません。 2010年の「チェーホフ祭」芸術監督であり、スタニスラフスキーそしてチェーホフ研究の第一人者であるレオニード・アニシモフ氏が考える「芸術の未来とその使命」を提案頂き、多彩な分野のパネラーの皆様にその専門的立場からの問題提起を発して頂きます。 2日間に渡って大いに語り合い、21世紀の文化・芸術の方向性を皆様と共に探っていきたいと思います。

基調講演、問題提起

2009年3月30日(月)13:00〜16:00

パネルディスカッション

2009年3月31日(火)18:30〜21:00

パネラー

加賀乙彦(作家)
鎌田東二(宗教哲学・神道ソングライター・京都大学こころの未来研究センター教授)
小林国雄(盆栽家・春花園BONSAI美術館館長)
田口ランディ(作家)
村田真一(上智大学ロシア語学科教授)
森井睦(日本演出者協会国際部長・ピープルシアター主宰)
ペーター・ゲスナー(演出家・せんがわ劇場芸術監督・桐朋学園芸術短期大学演劇専攻科准教授)
李哉尚(劇作家・演出家)
セルゲイ・ヤーチン(哲学博士・極東国立技術大学文化人類学部部長)
ユーリ・グロムイコ(モスクワ文化教育アカデミー会長)

司会

井出勉(作家・日本ペンクラブ事務局長代理)

チケット

一般参加:2,000円(2日間通し)

[チケット取扱]
東京ノーヴイ・レパートリーシアター
シアターΧ

問い合わせ

東京ノーヴイ・レパートリーシアター
Tel:03-5453-4945
シアターΧ

このページのトップへ