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『OGURIとTERUTE』

5月27日〜31日

こえ(言葉)とからだ(舞踊)が今、ここによみがえる

中世末期に生まれ、ギリシア・インド神話ともつながりを持つ、説教節「をぐり」の奇想天外な物語。

見どころ

京都二条の大納言の一人息子小栗は、文武両道に秀でた 美丈夫であったが、みぞろが池の守護神の大蛇が化身した姫と 契りを交わした罪により、父親に関東に追放され、 相模の国の大名、横山の一人娘照手姫と恋に落ち、 横山一族の許しも得ずに結婚してしまった。
怒った照手の父横山は、小栗を殺害しようと、人喰い馬の 鬼鹿毛にまんまと乗せるが見事に乗りこなしてしまう。
しかし小栗は十人の家来ともども毒殺され、照手も同罪と 相模川に沈められようとするが、家臣のなさけで一命は とりとめたものの、人買いの手に渡り遊女屋に売られたが、 照手は客をとることをこばみ続け、苦役に耐える。
一方、地獄に落ちた小栗は、ともに毒殺された家臣のたっての願いが 閻魔に聞き届けられ、胸に「一引き引いたは千僧供養、 二引き引いたは万僧供養」の木札を下げ、墓穴から、見るも 恐ろしい餓鬼の姿となって這い出す。
人々はその哀れな餓鬼をいざり車に乗せ、死と再生の聖地熊野に向けて引いてゆく。
照手もわが夫とは知らずに、死んだ小栗や家臣の供養のためにと、 熊野に向け餓鬼の乗ったいざり車を引いてゆく・・・

スタッフ
脚本・演出 遠藤啄郎
演出・振付 ケイタケイ
舞台装置 堀尾幸男
衣裳原案 小林重予
衣裳 並河万里子
照明 竹内右史
仮面 遠藤啄郎 緒方規矩子
音楽 入野智江 説教節政太夫
宣伝美術 遠藤享
語り・演奏 説教節政太夫
演奏 入野智江 岩附智之
キャスト

新井敦子 綾香詳三
石田知生 宇佐美雅司
大塚麻紀 奥本聡
柿澤亜友美 角隆司
木室陽一 ケイタケイ
都紀絵 牧野隆二
吉岡紗矢

公演日程
2009年5月27日〜31日
  27(水) 28(木) 29(金) 30(土) 31(日)
14:00  
19:00   

※開場は開演の30分前

チケット

前売:3,500円
当日:4,000円
学生・シニア(65歳以上):2,500円
(全席自由)

[チケット取扱]
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問い合わせ

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