第9回シアターX国際舞台芸術祭IDTF2010

2010年615日(火) 19:30〜

かもめマシーンExperience Kamome Machine Experience

かもめ/マシーン
The Seagull/Machine

作品について

 「私はマシーンになりたい」ハムレットだった人は1977年の東ドイツでそう言った。じゃあ、2010年の日本で、トレープレフだった人は何と言うだろう?

プロフィール

 チェーホフの「かもめ」と、「ハムレットマシーン」から命名されたカンパニー。2007年より活動開始し、これまでに「Barrett」(2007)、「日本の言葉」(2008)、「家族」(2009)、「ハムレットマシーン」(2010)などを上演する。
http://kamomemachine.futene.net/

杉田丈作、すまこ・こせき
JOHSAKU SUGITAX, SUMAKO KOSEKI

舞踏シアター作品
MC ,MC (マイ・チェホフ&マイ・コメデアン)
《MC ,MC (My Chekhov& My comedian)》Botoh-theater

作品について

 太宰治晩年の小説『斜陽』は、彼自身が「自分はきっと日本の『桜の園』を書く」と宣言した上で書かれた作品だった。M・C、マイ・チェホフ、マイ・チャイルド、マイ・コメディアン、そして、My・CherryOrchard(桜の園)『斜陽』と『桜の園』とが、互いに交差しながら不思議なアマルガムを生成する、いわば舞踏詩のような作品を作りたい。燠火のように燃え続ける愛と、失われてゆく美しい風景への挽歌を表す媒体としての舞踏体を求めつつ・・・。

プロフィール

 杉田丈作とすまこ・こせきはホモ・フィクタス公演「惜しみなく愛は奪う」(1998年グローブ座)での共演をきっかけに、舞踏の新しい展開を願って共同作業を始める。

杉田丈作

 高校時代は演劇少年。大学闘争を経て、1972年天使館に参加、笠井叡に師事する。独立後、独舞を中心に活動。
http://www.k3.dion.ne.jp/%7Esugitax/

すまこ・こせき

 鈴木忠志、三浦一壮らに師事ののち渡仏。グロトフスキーらヨーロッパ演劇人らとの交流を通じ独自の舞踏を展開。
http://www.geocities.jp/sumakobuto/

公演日程

2010年6月15日(火) 19:30〜

※開場は開演の30分前

チケット

一般 3,000円
シニア・学生:2,500円
(全席自由)

[チケット取扱]
シアターΧ

問い合わせ

シアターΧ

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