Χカイレパートリー劇場

第32回 シアターΧ名作劇場
『ドモ又の死』『眠駱駝物語』

2011年38日(火)〜13日(日)

日本近・現代秀作短編劇シリーズ
有島武郎 作『ドモ又の死』
岡鬼太郎 作『眠駱駝物語』
企画・演出 川和孝

日本近・現代秀作短編劇100本シリーズ

日本近・現代秀作短編劇100本シリーズ
シアターΧ名作劇場は1994年秋から、小山内薫「息子」の上演を皮切りに、日本近・現代秀作短編劇100本の上演を目指すシリーズとしてスタート。一作家一作品(自由劇場以降の作品)を取り上げ、年2回の公演を行っています。2010年8月までに取り上げた作品は64本を数えます。

『ドモ又の死』

有島武郎(1878年〜1923年)
若く貧乏な5人の画家たちは、皆が好意を寄せるとも子という娘をモデルに絵画に精進している。しかし、飲まず食わずで切羽つまった彼らは、ドモ又とあだ名される戸部を若くして死んだ天才画家と偽装し、困窮を乗り切ることを画策するが・・・。

『眠駱駝物語(ねむるがらくだものがたり)』

岡鬼太郎(1872年〜1943年)
江戸のある長屋で鼻つまみ者のらくだの馬さんが、ふぐを食べてぽっくり死んでしまった。兄貴分だが無一文の遊び人・半次が葬式を出すことに。そこに紙屑屋の久六がやってきて・・・。落語「らくだ」に想を得て、自由に創造した脚本である。

スタッフ
演出 川和孝
美術 岡田道哉
照明 清水義幸
衣裳 鳥居照子
振付 旭日扇秀
音響 福西理佳
舞台監督 島洋三郎
演出助手 佐藤大幸
写真 中川忠満
作者肖像画 松尾智昭
キャスト

藍ひとみ 井ノ口勲
太田直人 小田純也
佐藤光一 高塚玄
鷹觜喜洋子 奈良井志摩
根岸光太郎 初月佑維
藤本至 山口晶代
山崎哲史

公演日程
2011年3月8日〜13日
  8(火) 9(水) 10(木) 11(金) 12(土) 13(日)
14:00 
19:00   

※開場時間は30分前

チケット

前売:3,000円
当日:3,500円
学生:2,000円
高校生:500円
シニア(65歳以上):2,800円
(全席自由)

[チケット取扱]
シアターΧ

問い合わせ

シアターΧ

前回の舞台より 久生十蘭『喪服』

前回の舞台より 灰野庄平『芭蕉と遊女』
(撮影 中川忠満)

助成:平成22年度文化芸術振興費補助金(芸術創造活動特別推進事業)
後援:日本近代文学館