劇舎カナリア

『白鳥の歌』『楽屋―流れ去るものはやがてなつかしき―』

2016年1029日(土)〜31日(月)

ギャラリーΧ公演


アントン・チェーホフは楽屋を舞台に、老いた喜劇役者とプロンプターの老人のやりとりよりなる「コロス」という自作の短編を、本人曰く「世界いち小さな劇」に仕立て上げました。 「1時間と5分で」だそうです。 「かもめ」を書くことなど思いもよらぬ27歳の彼は、すでに老優に「白鳥の歌」を歌わせていたのです。 ところで「かもめ」が上演される劇場の楽屋を舞台に、プロンプターでいることの方が多かった女優たちと、ニーナを演じる女優が現れる「楽屋―流れ去るものはやがてこなつかしき―」と題した作品を書いたのが清水邦夫。 楽屋の壁につけられたアイロンの焼け焦げに、女優の業のようなものを嗅ぎ取って書き上げたようです。 今回はギャラリーΧの空間で、声の展覧による読白劇として「白鳥の歌」を川辺久造がうたい、「楽屋」は「流れ去るもの」としての四人の女優たちの人物展示にてご覧いただきます。


『白鳥の歌』
アントン・チェーホフ
台本・演出 山本健翔
出演 川辺久造 山本健翔
『楽屋―流れ去るものはやがてなつかしき―』
清水邦夫
演出 山本健翔
出演 ささいけい子 藤田未来
都筑直美 細井ゆめの

スタッフ
美術 江連亜花里
衣装 有島由生

日程

2016年10月29日(土)〜26日(日)

  29(土) 30(日) 31(月)
14:00 
17:00  
19:00  

※ギャラリーΧ(シアターΧ2階)での公演です。

チケット

2,500円

[チケット申込]
劇舎カナリア

問い合わせ

劇舎カナリア
TEL/FAX:03-5875-3906
Eメール:gekicanaria@yahoo.co.jp
Webサイト:http://www.geocities.jp/gekisyacanaria/

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