うずめ劇場

『平和』

2025年1017日(金)〜19日(日)

空飛ぶクソから始まる、世界の平和!


古代ギリシャのアリストファネスが2500年前に書いた『平和』を、ドイツ人演出家ペーター・ゲスナーが、今、現代に呼び戻す!

『平和』はめったに上演されることのない戯曲です。今回上演する作品は、2500年ほど前のギリシャの戯曲家アリストファネスと、ドイツの現代劇作家ペーター・ハックスの共作ともいえ、他の戯曲とは一線を画しています。
ベルトルト・ブレヒトの愛弟子で、私の敬愛するベンノ・ベッソン演出で、1962年にベルリンのドイツ座で初演された『平和』は、大成功を収めました。上演回数は600回にのぼり、最終公演では45分間にもわたるカーテンコールがあったと言います。
1961年にできた「壁」により分断された都市ベルリンには、いつでも戦争が勃発し得る緊迫感が強く漂っていました。そんな中、外部の敵や戦争屋への批判のみならず、身内に巣食う敵―自分の意見や要求を堂々と主張するのを邪魔する、また、他人を吊用極利用することに抵抗を感じない人間―への批判がユーモアたっぷりに描かれた本作は、当時の観客の心をつかみました。
『平和』は、自分で考えて行動する勇気を与える作品です。権力者や特権階級、日和見主義者に洗脳されたり屈したりしない、新しいプロメテウスを生むための作品です。
2025年に日本でこの喜劇を上演したい理由…説明はたぶん不要ですね。日本では恐らくはじめて上演される、最古の喜劇です。
―ペーター・ゲスナー


スタッフ
原作 アリストファネス
翻案 ぺーター・ハックス
翻訳 後藤絢子
演出 ペーター・ゲスナー
舞台美術 ペーター・ゲスナー 荒牧大道
衣装 吉原顕乃
仮面製作 古井菜々
照明 株式会社ラセンス
作曲 坂元美結/作曲協力:梶村友夢
音響 吉田拓哉
映像 宇野雷蔵
舞台監督 荒牧大道
チラシメインイメージ内田春菊
宣伝デザイン 郡司龍彦
ドラマトゥルク藤澤友
制作 きくいち企画
当日制作 一宮均 一宮ちか 桂城圭吾 ほか
記録写真 都筑淳
キャスト

荒牧大道
後藤まなみ
松尾容子
長谷川亜弓
みっつん(ふたりぱぱ)
吉田拓哉
新井凛太
松田日菜子
宇野雷蔵
ペーター・ゲスナー

林家きく麿(Wキャスト)
藤澤友(Wキャスト)
ほか


公演日程

2025年10月17日(金)〜19日(日)

  17(金) 18(土) 19(日)
12:00  
13:00  
14:00  
16:00  
18:00  
19:00  

☆:アフタートーク有

チケット(8月5日発売開始)

先行割引:4,300円(一般のみ・7月5日発売開始)
前売:5,500円
当日:6,000円
大学生:3,000円
中高生:1,000円
小学生:500円(要保護者同伴)
(全自由席)

[チケット申込]
カンフェティ
050-3092-0051(平日10:00〜17:00)

問い合わせ

うずめ劇場
Webサイト:https://uzumenet.com/

このページのトップへ