BOW

『マクベス~平将門の乱~』

2025年11月6日(木)~10日(月)

BOW 18th


 

時は平安中期。戦乱が続き、朝廷の支配力が衰え始めた関東の地に、将門という勇猛な武士がいた。ある戦での勝利を祝う帰路、将門は謎めいた三人の陰陽師に出会い、「汝、いずれこの国を統べるであろう」と予言される。不気味な言葉に心を乱された将門は、妻とともにその予言の実現を夢想し始める。野心に火が灯った将門は、忠義を誓っていた主君・平貞盛を謀殺し、自ら関東の覇者として名乗りを上げる。
しかし、覇権を手にした将門の心は平穏を得ることはなかった。己の行為を正当化しようとするたびに、討った者たちの幽霊が彼の前に現れる。日本的な幽玄の世界が舞台を包み、白装束の亡霊たちが夜ごとに現れては将門の心を蝕む。妻はますます野心をあおり、政敵を殺し、疑心と狂気の渦へと夫を導いていく。
やがて、将門は忠実な部下さえも疑い、粛清を繰り返す。政敵・藤原秀郷との対立は決定的となり、関東の民の支持も失われてゆく。三人の陰陽師の予言は再び将門の前に現れ、曖昧な言葉でさらなる運命を告げるが、それは破滅への序章だった。
ついに将門は、討伐軍に包囲される。追い詰められた彼の前に、死んだはずの者たちの幽霊が集い、嘲るようにその最期を見届ける。恐怖と狂気に満ちた将門は、かつて信じた予言の矛盾に気づくも時すでに遅く、壮絶な最期を遂げる。
シェイクスピアの悲劇『マクベス』が、日本の反逆の英雄・平将門の運命と重ねられ、陰陽道と幽玄の美学を織り交ぜた幻想的な舞台として蘇る。人の野望、罪、そして報いを、日本独自のホラー表現で描き出す新たな解釈である。


スタッフ
作 :ウィリアム・シェイクスピア
異訳 :BOW
演出 :桒原秀一
演出補・殺陣:南武杏輔
美術 :小島沙月
音楽 :印南俊太朗
照明 :関定己
音響 :今西工
衣装 :Yomu
舞台監督 :木之枝棒太郎 桒原秀一
制作 :堀江まどか 瑞生彩夏
キャスト

庄田侑右

栗原茂 青柳果林
香宮夜らん 山本大喜
見城裕太 神野千愛
大窪花音 出口誠也
宮部素直 海翼
丹羽俊輔 新田大輝
的場丈 ひだか
龍楓恋 川端心太朗
岩崎碧 矢野加奈
岡田繭

【A】
入倉慶志郎 政宗
有賀太朗 小林諒大
藤沢羽流
【B】<
湊ひな 南武杏輔
田中順也 己柳津流互
岡田頼明 横山めぐみ
ながはらちひろ


公演日程

2025年11月6日(木)~10日(月)

  6(木) 7(金) 8(土) 9(日) 10(月)
13:00   AB
14:00 AB  
18:00   B 
19:00ABA  
チケット

一般:6,500円
U-18:2,000円(各回5席限定)
(全席ブロック別自由席)

[チケット申込]
CoRich

問い合わせ

BOW
Eメール:bow_2016@yahoo.co.jp

協賛

大塚製薬株式会社

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